有福PROJECT

地元を知るため、先陣を切って有福へ

有福温泉振興会 様

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有福温泉再生プロジェクトのスタートとともに、有福温泉再生プロジェクトに関わる事業者で構成された「有福温泉振興会」が発足。地元旅館や施設のメンバーが名を連ねる中、イベントスの川中社長が会長に就任。
廃業した旅館や空き店舗がゲストハウスやレストランに生まれ変わる、大規模改修がスタートしました。

地元以外からの参入

原田

イベントスは県外からの参画で、この町について知らない状態からのスタートでしたので、まず、住民の方とコミュニケーションを取ることから始めました。正式にお店がオープンしたのは2021年10月ですが、同年4月から1ヶ月ほど、改修前の店舗で飲食店の仮営業を行いました。
今思えば、その期間に地元の事業所や自治体の方へのご挨拶、地元の方へのPRができたのでよかったです。

伊田

田舎の特性といいますか、新しいものになかなか溶け込めない風習があるんですよね。疑ってかかるというか…。しかし、働いている方や川中社長の人柄もあり、地元の方も受け入れてくれたのだと思いますよ。

三木

そうですね。川中社長とのお話させていただき、地域に根付いていこうという気持ちがひしひしと伝わってきました。お店を出店するだけではなく、雇用や地域の活性化のことも真剣に考えていただいて。私たちは、そうした気持ちが非常に嬉しかったです。
御社のスタッフさんも、広島から移住してきてくださいましたよね?

原田

そうですね。5名の従業員がこちらに住んでいます。従業員たちから話を聞くと、住んでいるところにお風呂がないことに驚いていました(笑)温泉地ならではの特徴なんですかね。

コロナ禍での営業

伊田

2021年の10月ごろは、全国的に新型コロナウイルスの新規感染者数が減ってきていた時期ではありましたが、旅館も飲食業界も大変でしたね。
旅館は一部屋ごとに感染症対策がとれますが、飲食店は席が近かったり対面だったりするので、なかなか計画通りにはいかなかったのではないですか?

原田

そうですね。島根県はもともと感染者が少ない地域でしたが、感染者が増え始めたタイミングで客足がピタッと止まってしまいました。そしてついに、2022年2月にはまん延防止等重点措置が出て当店も休業を余儀なくされ、売り上げの面では相当打撃を受けましたね。
ただ、ゴールデンウィークごろから客足が戻ってきましたので、夏のハイシーズンに向けて期待をしています!

三木

江津市には、“有福が良くなった”という声がたくさん届いていますよ。県内の少し遠くから来られたお客様からも「有福にこんな店ができたんだ!変わったね」と。良くなったと言ってもらえるのは嬉しいですね。

伊田

これまで有福温泉に来られるお客様は、温泉を利用したらすぐに帰るイメージがありましたよね。イベントスさんのお店ができてから、ランチをしたりお風呂上がりに冷たいものを召し上がったりする方が増え、お客様の足止めができていると感じます。

メンバー紹介

原田 邦子
株式会社イベントス
GRANDS VINS 18区 有福店 店長

ソムリエの資格を持ち、GRANDS VINS 18区 有福店の店長として活躍。これまで多くのお客様により良いワインを提案し、今後は有福地域にてより多くの人にワイン・お酒の楽しみを知っていただくため活動している。
伊田 様
三階旅館

有福温泉にある純和風旅館「三階旅館」の社長、そして有福温泉振興会の副会長を務める。調理師の資格をもち、旅館で提供している食事は自ら腕を振るった自信作。若くから三階旅館の経営に携わっているため、住民からの信頼も厚い。
三木 様
江津市役所

江津市役所商工観光課で観光振興係長を務める。有福温泉再生プロジェクトを立ち上げ、有福温泉が江津市の観光拠点となるよう、環境整備などに力を入れている。